あの…仕事辞めたので…きましたアニラオ!!!PCRめんどくさかった~ 怒濤の1日4本ダイビング、1日目です!
透明度:15m
水温:28 ℃
気温:30℃

マニラに到着してからバスに揺られること約3時間…アニラオに到着致しました!!やっとついた!本日から5日間お世話になります

フィリピンといったらこれでしょう!!!この日は潜らないのでサン・ミゲル、フィリピンといえばサン・ミゲル。ライトはちょっと薄いかな~さて早めに寝て明日に備えます

一本目にキルビスにて狙うはモエギハゼsp!!だったのですが目標手前でNDLが足らずに引き返しました。残念…が、引き返す所で見慣れないハゼ発見!アニラオの深場種ボルケーノシュリンプコビーです

少し深度を上げるとアケボノハゼ。日本でも最近良く見るので感動はそこそこ…ぱしゃっととりあえず撮っておきます

お次はピグミーシーホース!日本にもいるからいいやーと適当に撮ってましまいました。減圧も限界だったしな…仕方なし

クビアカハゼ
クビアカハゼとかもいました。日本でもよくみるやーつー。アニラオでは無限にいるらしい

下を噛みそうな名前のやつ。エルコラニア・エンドフィトファガです。アリモ系の一種。タマゴバロニアモを住処にしてるみたい

これも舌噛みそうなやつか…と思ったらなんだか違いそう!?タマゴバロニアモを食べ尽くしたやつです。アリモウミウシ属sp7が一番近いかなぁ

浅場に戻ってローランドダムゼルをパシャパシャ。よいねーとてもよい。紹介してもらったノアルダガイspは撮れず…

お近くにはクロオビスズメダイ!これも日本ではなかなか見れないやつのはず。かわゆし

アカテンウミコチョウ?かなぁ、わからん。謎の白いウミコチョウがいました。なんだろう
→ヤマトウミコチョウ属の1種とのことです

お次はルソンハナダイを狙いにソンブレロ島へ。まずはニチリンダテハゼ!穴から出てました。この奥にオドリハゼがいたのですが…撮れず…ざんねん…オドリハゼ……

ルソンハナダイはスミレナガハナダイと混泳してました。日本では見れないハナダイです!!もしかしたら見れるのか?多分見れないハナダイです!

めっちゃフラッシングもしててめっちゃ婚姻色も出てたのですが… 動きが早すぎる!!!全然AFで追えませんでした。ぐやじい…婚姻色であることは分かるんですよ…ギリギリ…

日本では沖縄に行っても見慣れないようなチョウチョウウオ!水族館でみたことあるやつだ!
※追記
アミメチョウチョウウオでした…沖繩の離島だとちょくちょくいるみたい!

こいつは水族館でも全然見ないやつだ!!と思い激写するも顔をサンゴに突っ込まれました。ちぇっ

宮古島とかでも群れてるアカネハナゴイ!ソンブレロではあんまり見ませんでした。この1個体しかみてないかもしれない。ハナゴイ系は個体数が少ないんかな

このウミウシめっちゃ海外っぽい!!もしかしたら石垣とかにもいるのかな?モンスター感の強いウミウシ。かやゆい。黒いホヤがごはんです。もぐもぐ

そしてフィリピンといえばこいつでしょう!!!!!メラネシアンアンティアス!!もはやこれを見るためにフィリピンに来たのかもしれない。カワイイ。完全に自分が可愛いことを知ってる顔してる

後半戦は前半のザ南国仕様から切り替わって砂地&泥地マクロに。まずは超極小のミジンベニハゼ!1cmもなかった…!アニラオのミジンベニハゼは好きに泳ぎ回ってるみたい

泳ぎ回ってました、と言っても巣穴はあるみたいでこのイソギンチャクみたいなやつを巣穴にしてました。見慣れた顔だな~

これは…なんだ…オキナワハゼ系か!!!!と思い撮ったけど違いそう。カサゴとかのygなんかなぁ。わからん

泥地には結構な数のコテングノハウチワが生えてました。そしてコテングノハウチワを除くと結構な確率でモ系のウミウシが!!このタイプは南国~って感じする

砂地をモゾモゾしてるやつを発見してもらいました。で、でかい!たぶんなんここらへんは違いが微妙すぎてようわからん…

そして途中から掴むものがなにもない泥地で穏やかかと思いきやぶん流れ!!なんでや!!!オラウータンクラブも体を持っていかれてます

そして最後はフィリピンのどこにでもいるやつ、フィリピンのキンギョハナダイ、メラネシアンアンティアスの♂で。次は4本目!これもゴリゴリマクロで

お次はベニハゼ&ウミウシ。まずはストライプヘッドドワーフコビー。ドワーフコビーでベニハゼです。たぶん。日本にはたぶんいないやーつ

そして…タリンガ・ハルゲルタ!!!これは嬉しかった…見たかった海外ウミウシの一つです。日本からの報告例はないんじゃないかな?嬉しかったなーーー

日本では沖縄以南でたまに見られるやつのはず

そしてこいつ、シロオビイソハゼ!日本では全然見ないけどどのポイントに潜ってもいたような気がします

そして結構そこらへんにいるシリウスベニハゼ。井田とか大島でも出てるやつなのでレア感は薄いけど可愛いいので撮っておく

ygと呼ぶには小さすぎる!スパイニークロミス稚魚です。スズメダイにしては珍しく孵化した後も親が子育てするスズメダイらしいです。かわゆし

ハナヒゲウツボは結構そこらへんにいるので適当に撮ってしまいます。ぱしゃー

そして見覚えあるツバメガイかな~と思ったら違う!アカボシツバメガイではなくオハグロツバメガイでした!!合ってるよな………?

こいつはちょっと謎でした、ハマクマノミっぽい感じがすごいのに頭の柄だけスパインチークアネモネフィッシュみたいな感じになっている。なんなんだろうなこの子は。ただ柄が変なだけ?

そんなこんなしてるうちに予定の4本が終了し夕暮れ…ですが!終わりませんでした!!タンクを貸してもらってセルフでサービスすぐ前のパシフィコアズールフロントビーチでダイビング!おひとり500円くらい!おやすい…!

ほぼナイトダイビングなので安全を期してブイ周りでウミウシ探し。コールマンかーと思ってたら後で調べると…違う!ガヒイロウミウシでした!なんやそのウミウシ。初めて聞いたぞ…

ブチだーーーー!ブチがいました!このときめっちゃ喜んでたんですけどね、なぜかその後フロントビーチではほぼ普通種レベルだったことが発覚。アニラオすごい

オキナワリュウグウウミウシ、もしくはネムブロータ・リオネラータ。オキナワリュウグウウミウシではないのかな?わからん。左はミスジアオイロウミウシ
※追記
現状こちらはネムブロータ・リオネラータのよう。世界のウミウシではクロスジリュウグウウミウシ(西伊豆でたまに見るやつ)=オキナワリュウグウウミウシ(オキナワリュウグウウミウシ)としていますが日本のウミウシではクロスジリュウグウウミウシとオキナワリュウグウウミウシは分かれています。
ネムブロータ・リオネラータはこのオキナワリュウグウウミウシ(もしくは沖縄タイプのクロスジリュウグウウミウシ)と酷似していますが触覚の先っちょが白くなることから判別可能です
ネムブロータ・リオネラータは国内からの発見例はあまりないようです。今後研究が進めばクロスジリュウグウウミウシのバリエーションとなる可能性もあるかもしれません

こいつは結構な数いました!!
さて1日目はこんなもんで!もはやもう生き物を見すぎて書くのも一苦労!翌日からは二分割しようかな…あ、4本とかいいながら初日からフルスロットルで5本潜ってました。つかれたーーー!
今日見たウミウシ[31種]
* * *
ミゾレウミウシ、ユキヤマウミウシ、シボリイロウミウシ、ミスジアオイロウミウシ、セグロリュウグウウミウシ、エリザベスウミウシ、キイロウミウシ、エルコラニラ・エンドフィトファガ、コイボウミウシ、アリモウミウシSP7、アカボシウミコチョウ?、コナユキツバメガイ、ミラーリュグウウミウシ、チゴミノウミウシ、チリメンウミウシ、シノビイロウミウシ、センテンイロウミウシ、ネムブロータ・リネオラータ、アカフチリュウグウウミウシ、ツノトゲホリミノウミウシ、クサイロモウミウシ、コノハミドリガイ、ヒメニュウトウウミウシ、コールマンウミウシ、タリンガ・ハルゲルタ、コナユキイロウミウシ、ガヒイロウミウシ、オハグロツバメガイ、ブチウミウシ、ソライロイボウミウシ、クロモドーリス・ダイアナエ