帝王切開とダイビング

無事、第一子を出産しましたので、妊娠中・産後復帰について少し書きたいと思います。
なお、こちらは飽くまで私の話なので、医学的な根拠は何一つないです。(医師に相談もしてません)妊娠中や復帰のタイミングについては自己判断でお願いします。

妊娠中

妊娠中にダイビングをしてもいいのか、私も散々調べましたが、
結論:妊娠中のダイビングはしない方がいい。

①窒素:大人でも下手したら減圧症になるのだから、臍の緒を通して胎児に窒素が多く行き渡ったら大変なことになる……かもしれない!
②水圧:それなら臍の緒が繋がるまでは影響ないんじゃ……?とも思いましたが、体にかかる水圧によって子宮にも圧がかかってしまう……かもしれない。妊娠中、特に妊娠初期はローズマリーなど子宮収縮作用があるものは控えますよね。水圧もそれも同じかな?と、いや、全然違うのかな。無知ほど怖いものはありません。
③運動量:ある意味盲点かもしれませんが、妊娠中はとにかく!絶対安静!少なくとも正期産に入るまでは……!! トイレ掃除をしたら美人が生まれる、という謎の迷信がありますが、妊娠中は安静が一番。エントリーとエキジットはタンクやウェイトが重いし、海の中では突然海況が変わって波にもまれて岩に激突したり、流れに刃向かって泳がないといけなくなるかもしれない。ただでさえダイビングは危険なスポーツですからね、妊娠中は想像以上に赤ちゃんに体力を持っていかれるので危険です。

以上の理由で、妊娠したかも?って思ったらダイビングはやめておきましょう。
特に妊娠初期は、安静にしてても赤ちゃんが流れてしまうことは往々にあります。母親の過ごし方と流産は関係がないと頭では分かっていても、あの日潜らなかったら……——と後悔すると思います。なので、妊娠したかもと思ったら、もったいないと思う気持ちはわかりますが、ダイビングはやめておきましょう。
かくいう私も、生理が終わって3週間くらいした時、なーんかいつもと体が違う感じがすると思って、八丈島のダイビング合宿を念の為キャンセルしました(夫はかなり懐疑的でしたが)。ですが、数週間後の検査したらやはり陽性で、その後無事に元気な女の子を出産して今に至ります。
その前の月も妊娠の可能性はありましたが、普通に潜ってたのにね。なんだか急に「妊娠した気がする!」ってなったんですよね。不思議だ。
根拠なんてなくていいです。「妊娠した気がする」と思ったらダイビングは控えるが吉です。くだんの八丈島ダイビングでは私が見たいと熱望していたオレンジサメハダウミウシや、アオクシエラウミウシやダンゴイボウミウシなどが出たらしく、かなり悔しい思いをしましたが、あの時の根拠のない勘を信じて良かったなと思っています。三週間だったので胎児への影響はなかったかもしれませんが、流れてしまったり、生まれてきた赤ちゃんが元気じゃなかったら絶対に後悔していたと思うので。

産後の復帰

長くなってしまいましたが、ここが本題。産後、いつから復帰してもいいのか。
→結論:2ヶ月はあけよう ※ただし、重いものは極力持たない。ドライだとなおよし。

産後の回復の仕方はかなり個人差があるので何ともいえないですが、最低2ヶ月はあけた方が良いと思います。どんなに早くても一ヶ月検診をクリアして普段の生活を送ってもOKと言われてから!(とはいえ、一ヶ月検診の”普段の生活”にダイビングは含まれてませんが)
まあ、生後1〜2ヶ月は授乳が3〜4時間おきにあるし(完母の人は1〜2時間おきかな?)、体力も回復してないので、誰かに赤ちゃんを預けてゆっくり静養しないと無理ですけど……。

ちなみに、私は産後41日で復帰しました。
さっきと言ってることが違います。そう、早すぎたのです。

産後41日:葉山の三ヶ下を一本だけ潜りました。干潮だったのでエントリーまでそこそこ歩きましたが、行きはウェイトベストとカメラだけ。残りは潜れるところまで旦那に運んでもらい、帰りも途中まで背負ってましたが、途中で降ろし、旦那に運んでもらいました。それなのに、傷口が痛くなってしまいました。傷が裂けたり、呻くような痛みではないですが、「痛いなあ、さすさす(お腹を優しく労わる音)」という感じです。
機材が重かったのもあるけど、傷口がドライに擦れて痛かったです。あと、普通にめちゃくちゃ疲れました。信じられないくらい体力落ちてます。ウェットでも、海水が沁みるようなことはおそらくないと思うけど、擦れて痛いのではないかと予想。(なお、私は入浴時にはガンガン入浴剤入れてますが今の所問題なし)
ウェイトも、ベルトだと傷口にドンピシャになると思うのでウェイトベストがマストです。(私の場合は横切りだったので直接は当たりませんが縦切りだとアウト)個人的にはベルトの方が良かったけど、ケロイド防止のために一年はベスト使用かな……。

産後43日:一日休養を挟んで、再び葉山の三ヶ下を一本だけ潜りました。今度は、ウェイトベストとカメラだけ持って、潜れるところまで行きも帰りも旦那が運びます。お腹の傷口には、擦れないようにケアテープ(キズパワーパット的な)を貼りました。アトファインの傷あとテープLサイズ。こちら、ダイビング関係なく帝王切開の傷痕に良いらしいです! 結果、今回も疲れましたが傷は痛むことなく、楽しくダイビングを終えることができました。

産後52日:この日も葉山の三ヶ下を一本だけ潜りました。前回と同じ戦法でしたが、帰りは想像以上に海が荒れまして、命からがら自力で岸まで辿り着きました。疲れはありましたが傷が痛むことはありませんでした。体力も前回よりは戻ってきてる感じ。

産後58日:城ヶ島にてボート! 行きは普通に機材を担いで船に乗り込み、帰りは梯子を登るので、腰のウェイト4kgとBC・タンクをリリースして上がりましたが問題なし。いつもの如くウミウシハンターズで潜ったので会長に事前に相談していましたが、自力で上がれたような気もしました。

産後62日:ちょうど昨日(産後61日)でまいどうたーが2ヶ月歳になりました。本日は神津島でダイビング。機材を全て背負った状態(ドライ・ウェイト7kg含む)で「赤崎」の長い階段、「つまり」の足場の悪い階段を自力で歩き、無事にエントリー・エキジットできました。痛みは特にありません。
→私の場合、2ヶ月でダイビングできるようになりました!
※ただし、体力・筋力も戻っているわけではないので、妊娠前よりかなり疲れやすいです。ご注意ください。フィン使いや浮力調整も少し下手になっている気がするし……。写真の腕前は言わずもがな。

私の場合は、帝王切開だったのでこんな感じでしたが、経腟分娩だったらもう少し早く回復できるのではないかと思います。
参考までに!

良いマタニティ&ママライフを!!

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