さて今回はダイビングではないですが磯遊びです!湘南エリアは実は割と開けた海でございます。海況次第では太平洋からの風と潮流をモロに受けることがあります。専門ではないですが、海の表面は風の影響も強く受けるのか、太平洋の彼方から、アオミノウミウシが流れ着いてくれました!やっと会えたよ
透明度:8m
水温:18℃
気温:21℃

やっと!!!会えました!!!いるときはこんなにいるんだってくらいいました。30分で30匹以上はいたんじゃないかな…大きいのから小さいのまで粒ぞろいでした。沖から流されたであろうゴミの中をドライスーツを着てガサガサしてたらたくさんいてくれました。美しさがほんとにすごい
ちなみに左手(?)の脇(?)あたりに見えているのが交接管の出る部分です。濃い青色が見えております

そしてこちらが餌になっているカツオノカンムリ。アオミノウミウシはカツオノエボシ、カツオノカンムリ、ギンカクラゲを餌にするのですがすべからく毒があるので要注意です。…あれ?ギンカクラゲは毒がないんだっけな…?この子達が流れ着いて危険です!っていうニュースがあるとアオミノチャンスだったりします

さて、アオミノウミウシが流れ着く可能性のある風がこちら。こちらは当日の風向きです。東から回り込むように八丈島らへんを経由した南の風が湘南の海岸に当たる時がチャンスです
また風以外にも黒潮が寄っているときのほうが確率が高いらしく、透明度が良くなってきている時の方が確率が高いようです。海は奥深い

さてせっかくドライスーツを着てカメラを持っての磯遊びなので普段撮らない水深で生き物探しです。まずはゴマハゼyg!たぶん!普段撮ったことない魚なので全く自信がありません。でもスケスケで綺麗な魚ですよね。これは撮りがいのあるやつです

もうね、最近アメフラシがわかんないんですよ。こいつはアマクサアメフラシでいいんかなぁ………もう全てがアマクサアメフラシに見える呪いにかかっています。もうぜんぶアマクサでよくない?(暴論)
下にある黄色いソウメンみたいなやつは卵です。アメフラシの卵といえば黄ソウメンですよね

せっかくなのでワクワク観察キットにそーーっと入れてカツオノカンムリ食べないかを観察。もしゃもしゃ食べていました。これは食べる直前。何にせよ生き物が美味しそうにもしゃもしゃしてる姿って可愛いですよね!
後日談…
翌日もまだいるかな〜〜と探しにいったのですがアオミノウミウシは跡形もなく消えていました。しょんぼり。カツオノカンムリとカツオノエボシはいっぱいありました。不思議ですね
ちなみにアオミノウミウシは2種類いて、アオミノウミウシとタイヘイヨウアオミノウミウシというものがおります。タイヘイヨウの方は見たことがないのでまた漂着してくれないかな
本日はこれにて!