さて連日の葉山でございます。今回はダンゴ遠征ではなくしっかりいつもの三ヶ下!ちょっと荒れやすいけどウミウシも豊富かつ歩かなくてもいいという良きビーチでございます。今回は夫婦二人で調査ダイブ。三ヶ下のポテンシャルの発掘を二人で頑張ります
透明度:8m
水温:18℃
気温:16℃

まずはフジエラミノウミウシ!最近出ることが増えてきましたね〜冬の時期に多いやつってイメージだったのですがもしかして3月から今頃までくらいに多いウミウシなのかもしれない…?ピンク色の背景が素敵

あらいがフジエラミノウミウシと遊んでいると知らない間に妻がショウジョウウミウシを撮っていました。水中で教えてくれていたはずが全く呼ばれていることに気づきませんでした。そんなことある、、、?にしても最近ショウジョウさんはよく出ますね〜〜時期なのか

アマクサアメフラシ!…でいいんかなぁ……ここらへんの同定はいつまで経っても苦手です。アメフラシ、特徴一応あるけれどもどれもこれも似通ってるんですよね……もうちよっとこう七色に光りながら回転するとかはっきりした特徴がほしい

手前エリアがちょっと不作だったのでいつもいかないエリアに足を伸ばしてみると…センヒメ発見です!餌となるカイメンをモグモグしてました。このカイメンを見るといつもセンヒメを探してしまいます。もふもふで白いお布団みたい。オフトゥン

そして近くにはおなじみカンザシウミウシ!この時期なんですねー!やはりオレンジ色はかわいい。ポンポンついているのもかわいい。チゴケムシがいつまで生えてくれているかですね。やっぱりウミウシにも旬というものがあります

そして最近めきめきと増えてきたキヌバリさん!太平洋型はダイミョウハゼという新種になった…という説もあるのですがしっかりした根拠論文が発表されてなさそうなのでまだキヌバリさんと呼ぶことにします。早いこと確定(?)の論文が欲しいところですね

そして今回の出物はこの子!ハラックサウミウシ!やっぱりハラックサは可愛いですよね。よく似たカンムリハラックサというヤツもいるのですが、コイツは触角の先っちょが白いのでハラックサとの区別は容易です。カンムリの方も見たいんだよな〜葉山で出ないかなぁ、、出る気がするんだけどなぁ、、

そして壁を見ているとやたらとカイウミヒドラの生えている貝が多かったので注目して見ると、、やはりいた!ムラサキミノウミウシ発見です。このカイウミヒドラを餌としているウミウシです。こういう貝についていたり、この貝がある近くのガレ場をうろチョロしてたりするやつ。カラフルでいい子

そしてよく見るキヌハダさん!こいつよくいるんだけど未だに何キヌハダかが特定できてないんですよね。キヌハダウミウシはspが多い&どれもソックリすぎるので本当に嫌になってきます。わかりやすいキヌハダウミウシのspたちの見分け方みたいなまとめほしいなぁ……
こうやって定規を持ち込むと大きさがわかって良いですよね
以上!葉山でございました〜
やっぱ三ヶ下はよいな