ムカデミノウミウシ(Pteraeolidia semperi)
裸鰓目 > 枝鰓亜目 > オオミノウミウシ小目 > オオミノウミウシ上科 > ヨツスジミノウミウシ科 > ムカデミノウミウシ属
餌:ヒドロ虫等の刺胞動物
葉山の浅場にはこれでもかというほどいるムカデミノウミウシさんです

葉山にはどこを見てもわらわらしてるムカデミノウミウシ。確かに言われてみれば伊豆ではあまり見ないようなきがしなくもない。モサモサがもさっとしてて全体的に化け物感が強いウミウシですね。見えてないけどオメメは触覚の根元のはず

ムカデミノウミウシのキモい()色は褐虫藻であると言われています。イソギンチャクやヒドロ虫を食べた後に彼らから褐虫藻と共生します。なので褐虫藻を取り込む前の幼体の姿はスケスケで綺麗な色をしております

なので取り込む褐虫藻の種類によってはミノの色は変わります。育ってもミノの色はドギツイ紫色ではなく褐色になることもあります
浅場でしか見ないのはこの褐虫藻を光合成させることで生成したエネルギーを利用しているから。太陽光があまり届かない深場では見ることは極めて稀です

石垣島でもムカデミノは見ることができました。伊豆と比べて年中透明度がいいからなのか10mを超えたところでもムカデミノウミウシを見ることができました
三浦半島(通年見られる通常種です)
季節:通年
レア度:★☆☆☆☆
まゆの一言
< ygの頃は愛嬌がある、、、