シキシマハナダイ(Callanthias japonicus)
シキシマハナダイ科>シキシマハナダイ属
生息深度が深いためかダイビングではあまり目にしないが釣りなどではよく見かけるらしいハナダイ。ちなみに美味いらしい。「晩春から初夏には脂がのっていて、身が締まっていてうま味・甘味がある。」とのこと。学名はjaponicusといかにも日本らしい名前であるが台湾・香港あたりでも目撃情報はあるらしい
シキシマハナダイ属には他にも数種いるが日本国内でダイビングで見ることができるのはおそらく本種のみ。ハナダイ亜科ではなくシキシマハハナダイ科の魚であり厳密にはハナダイではない。他のハナダイよりも1〜2周りほど大きくハナダイ亜科と言われて納得。そもそもハナダイ亜科が属するハタ科ですらない

IOPの深場や大瀬の深場をそこそこのスピードで泳いでいました。下に向かって逃げるのは本当にやめて欲しい。顔つきが少し丸みを帯びているが全体的にはハナダイらしさもあるので名前負けしている訳ではなさそう。これはちょびっと婚姻色。婚姻色になると胸鰭と腹鰭が白くなるというまさかの地味化します

こちらがノーマルカラー。残念ながら閉じてしまっておりますが胸鰭が赤、腹鰭がオレンジと綺麗なハナダイです
伊豆では深場種だが玄界灘では通常の深度まで上がり群れるらしいので確実に見たいのであればそちらがベターかも
・IOP
レア度:★★★★☆ 深度:★★★★★
かなり深場に稀にいます
・大瀬崎
レア度:★★★★☆ 深度:★★★★★
かなり深場に稀にいます