ミナミハナダイ(Luzonichthys waitei)
ハタ科>ハナダイ亜科>ミナミハナダイ属(Luzonichthys)
大瀬崎の先端で昔は群れていたらしいハナダイ。今では先端の色んなところに点在し他のハナダイとも混泳することも多くなり以前より随分と見つけにくくなりました。ナガハナダイ属ではなくミナミハナダイ属です。全体的にほっそりとしたシルエットが特徴。
ミナミハナダイ属でダイビングで国内で見れそなのは他には
オレンジストライプピグミーバスレット(Luzonichthys taeniatus)
ソメワケミナミハナダイ(Luzonichthys whitleyi)
くらい。オレンジストライプは伊豆や伊豆諸島でも見れるのですががミナミハナダイの群れに1匹だけ混ざってたりするので見分けは至難の業。どうやって見分けるんだこれ。ソメワケミナミハナダイについては小笠原に行かなきゃ見れないようなやつなので見れるハナダイからはノーカウント、、?
八丈島や八丈島の先にある須美寿島 ではミナミハナダイ属の1種(Luzonichthys sp)もいるみたい。(レグルス加藤さんのブログより引用)もう名前はついているのだろうか。=オレンジストライプピグミーバスレットとなったのだろうか

大瀬崎でハナダイ探しをしている時に猛スピードで目の前を通り過ぎていったミナミハナダイ。ハナダイにしては速すぎる+色と形が全然違うのでわかりました。確かにいれば分かる存在感。尾鰭近辺が紫色になるのは婚姻色なのかな?
・大瀬崎
レア度:★★★☆☆ 深度:★★★☆☆
ちょっと深場を探せばいます
(と言ってもあまり見たことはないですが、、、)
他のミナミハナダイ属は
Luzonichthys earlei
Luzonichthys kiomeamea
Luzonichthys microlepis
Luzonichthys seaver
Luzonichthys williamsi
の5種らしい
earlei はオーストラリアやインド洋が主みたいだけど小笠原でも観察例はあるのでもしかしたら見れるのかも(アールズスピリットフィン)。seaverとkiomeameaはフィリピンやミクロネシアの深場80〜100mくらいにいるという噂だけどダイビングで見ることはなさそう。microlepis はアニラオの25mくらいからいるかも?なのでいつか見れるかもしれない?williamsi はニューカレドニアのロイヤリティ諸島固有種らしいけど水深は25m〜と深くはなさそうなのでいけば見れるのか、、?