ドルフィンも終えて翌日、、東京に帰る船は13:00過ぎなので余裕で2本潜れます。早起きすればですが。2日目になると風が少し周り潜れるポイントが変わりました。釜の尻→大久保浜の予定でしたがちょっと釜の尻が荒れ気味につき挫折。大久保2本潜ってきました!
透明度:15m
水温:27.5℃
気温:30℃

13:00過ぎには船に乗らないと行けないので目標は7:00前にはエントリー!早起きして釜の尻に向かいますがビミョーな荒れ模様。ということで安全第一に大久保浜にきました。この黒砂浜、伊豆諸島に来ている感があっていいですよね〜〜EntryとExitは大変ですがオススメポイント
朝6:15にはもうエントリー!いそいそと潜ります。ですがいそいそと潜りすぎました。この写真を見ると分かる人には分かる、、そう、エントリー場所間違えました。てへ。イルカの疲れが残ってたのかな〜〜(言い訳

気づいたけどそこそこ泳いでしまってのでコンパス頼りに軌道修正。本来の大久保浜までまったりコンパス頼りに進みます。ウミウシ探しの道中ではヒメエダウミウシ発見!お目目にピント合わせてみました。お目目!

近くにはミカドウミウシの卵もありました。こうしてみると一粒一粒がリアルに浮き立ちます。レース模様みたいで綺麗。中を覗くとチゴミノウミウシが卵をもぐもぐしながら産卵をしてさらに交接までしました。生態系が完成しているっ

やっと到着。本来の大久保浜のドロップオフに到着です。と言っても結構沖の方ですが。やっとこさたどり着いたので下に降りて、、、することは同じくウミウシ探し。シボリイロがいました。伊豆諸島通常種の子ですね

そしてウミウシ探しながら泳いでいると上からゴマフビロードが降ってきました。なんでやねん。とりあえずキャッチして好きそうなカイメンの上に。このカイメン食べるのかな〜〜でも食べそうな気がするんよね。もふもふ

コナユキツバメガイもそこそこいます。黒というか紫というか綺麗ない色をしてますよね。右にいるウネウネした気持ち悪い青いやつは多分ミドリムシの仲間。キセワタ系とかツバメガイ系のウミウシは確かこいつを食っていたはず。お食事中でしたか
1本目はこれにて!ウミウシしか撮ってないな

さて気を取り直して2本目、、2本目はちゃんとしたエントリー口から入りました。えらい。三宅島のセルフはしっかりポイント整備されていないことも多いので海況チェックとポイント下見は結構大事。まだまだ未開拓ポイントも眠ってる、、?沖縄本島セルフに近いものを感じます

海綿の中にオオメハゼを発見。この上にもいました。この海綿結構な数のハゼが、、!サクラコシオリエビでもいないかなと探したのですがいませんでした、、学校下にしかいないみたい。学校下でもみてないけどな、、
伊豆ではあんまりみないハゼなので嬉しい

マダライロも発見!ヒョウモンイロとマダライロ、いつも分からなくなってしまうのですが、触覚の真ん中の線が白いのがマダライロ、紫なのがヒョウモンイロのはずです。ウミウシの違い微妙すぎるのよ、、

多分ノコギリハギyg。伊豆ではあんまり見ない気がするな〜大抵見るのはアオサハギかアミメハギな気がする。多分、、ちっちゃいやつはよく海藻に隠れたりしていい背景にいるので写真の練習にちょうどいい

カグヤヒメウミウシが遊んでました。何してるんだろう。うんしょ、うんしょ、って感じ。下をくぐって言ってました。ちなみに外の白枠に透明?の点々が入ればシンデレラウミウシ、触覚が紫色だとヒュプセロドーリス・ヴィオラチアです。ヴィオラチア、日本にはいないはずだけどたまに水族館とかでカグヤヒメウミウシと間違われて展示されてます
なんでいるんだろ、、日本のどっかにいるのかな?

センヒメさんもいました。三宅島で見るのは何気に初めてかも、、?ドアップで見ると触覚の根元にお花が咲いているみたいに見えます。めちゃくちゃ南方種の雰囲気ですが富戸とか葉山でも定期的に出ているのでもしかして温帯種??

バッキリルージュミノ。お目目もバッキリ。結構伊豆諸島の夏の通常種ってイメージのやつ。アデヤカミノとセットで見ることも結構多いヤツ

紫色の可愛いやつを発見。キバカイコガイかな?って思ったけど眉毛のような茶色い模様があることからブドウガイ属sp1−7な気がします。(新版ウミウシ1260参照)お初にお目にかかる子。パッと見ただの貝なのですがツブラな瞳が可愛いのです

最後は帰り道にアオウミガメと遊んでダイビング終了!カメ、本当に多いんですよね。伊豆諸島ならどこに行っても会えるかも。沖縄は意外とカメがいないのでカメを見たい!って人には圧倒的に伊豆諸島お勧めです。探さなくてもいるよ!
これにて三宅島&御蔵島旅は終了!ギリギリ東海汽船にも乗り込めたので酒盛りしながら帰ります。ありがとう三宅島!またいきます