ホカケハナダイ(Rabaulichthys suzukii)
ハタ科>ハナダイ亜科>ホカケハナダイ属(Rabaulichthys)
実は突如として伊豆に現れたハナダイ。1998年に大瀬崎に突如として群れで現れて大騒動になったとか。その時はダイビングをはじめるどことかまだ5歳だったあらいにはとうの昔の話ですが生物学的にはごく最近現れた生き物らしい。大瀬崎の群れがいなくなったあとは土肥や静浦・獅子浜・赤沢なんかでちょいちょい現れるレア種。新種登録は2001年です
温暖化の影響などで本来見れない領域にいた魚が上がってきたのだろうかという説も、、
形から見ての通りナガハナダイ属(Pseudanthias)ではなく、ホカケハナダイ属(Rabaulichthys)に分類されます。ヒメハナダイといい西伊豆の北の方は面白いですね
ちなみに他のホカケハナダイ属(Rabaulichthys)は下記3種。オーストラリアすごいな
Rabaulichthys altipinnis (Allen, 1984) (Sailfin anthias)
オーストラリアの北の方とパプアニューギニアの近くにいるらしい
Rabaulichthys squirei (Randall & Walsh, 2010)
グレートバリアリーフ付近にいるみたい
Rabaulichthys stigmaticus (Randall & Pyle, 1989) (Spotfin anthias)
オーストラリアの西の方とマダガスカルの近くにいるらしい

このサイズだとまだygなのかと思っていたのですが、、大瀬崎の湾内に現れた個体。婚姻色を出していたと言う話も聞いたことがあるのでおそらく雄なのでしょう。背鰭の形が独特で帆を掛けたような形をしているのでホカケハナダイ
ホカケハナダイ属は全て共通でこの特徴的な背鰭の形をしております
・大瀬崎(yg)
レア度:★★★★☆ 深度:★☆☆☆☆
浅場でごく稀に出ます
・獅子浜(yg)
レア度:★★★★☆ 深度:★☆☆☆☆
浅場でごく稀に出ます